Team Desert Fox＠ミリブロ

昨日１１／３に地元の姫路駐屯地で創立記念祭が有った為

午前中にチョロっと見学してきました。

午前９時からの開始でしたが、過去に何度も見学してるので今回は少し遅くに到着。

すると場内は駐車出来ないほど、大混雑。

仕方ないので、近隣にある時間制有料駐車場に車を停めて、徒歩で駐屯地内へ。

中は恐ろしく広くて、初めて行った人は大抵足が痛くなるんですが

勝手知ったるなんとやら・・・でまず常設展示を撮影。

昔はＦ８６Ｆとか６１式戦車、６０式自走無反動砲があったんですが

だいぶ更新されていてまして残念。

６１式戦車なんか一体どんな感じで処理されたんだろう・・・




58式105ｍｍ榴弾砲
いわゆる「１０榴」です。20年以上前はコイツが主流でした。



58式155mm榴弾砲
105ｍｍを配備していた特科連隊の中で、支援大隊である「第五大隊」が装備していた砲。
今はFH-70 155ｍｍ榴弾砲に置き換わっています。




35mm2連装高射機関砲L-90
地対空戦闘を担う高射特科大隊が装備していた高射機関砲。
牽引式で射程は4000m。 発射速度は550発/分。
短SAMなどの誘導型ミサイルが発達したため、お役御免になったようです。




75式130mm自走多連装ロケット弾発射機。
最大射程は14.5km。
主に北部方面隊で運用されていたようで、姫路には無かった車両です。
展示の為にわざわざ持って来たのかな?
後に多連装ロケットシステムMLRSに更新されています。




74式105mm自走榴弾砲。
北部方面隊の10榴を自走化する目的で開発された砲。
小回り効くし、高速走行(50km/h)も可能だし、浮体を付ければ水にも浮く。
発射速度は10発/分。射程距離は最大14000m。
しかし制式化された端から、後述する75式155mm自走榴弾砲に置き換えられた悲運の兵器です。




75式155mm自走榴弾砲。
前述した74式105mm自走榴弾砲の後継機。
当時としては珍しく自動装填装置を有し、発射速度は6発/分。
最大射程は19000m。
制式採用されてからの寿命は長く、後続の99式155mm自走榴弾砲が登場するまで現役でした。




今回の目玉。
FH-70 155mm榴弾砲の斉射です。
近すぎて発射音が明瞭に聞き取れませんでした。



今度は他の駐屯地祭にも行ってみたいです。